洗うほどにお肌が整う。沖縄素材を使ったヤギミルク石鹸 | Dear Okinawa,

よみもの

2020/04/30 10:05



間違ったスキンケア方法でお肌にダメージを与えていませんか?良かれと思って続けていることが、実は肌荒れの原因になっているかもしれません。

“美肌作りは洗顔で決まる”と聞いたことがある方もいらっしゃると思います。では、なぜ洗顔がそこまで重要なのか…


それは、毛穴にメイクや酸化した皮脂が詰まった状態は、肌荒れやニキビの原因となってしまうからです。だからと言って1日に何度も洗顔をしたり、皮脂を取り過ぎると、外部の刺激から肌を守ってくれるバリア機能が弱まってしまい、結果的に乾燥肌や敏感肌を招くことに。

保湿スキンケアも大事ですが、お肌を強くする・正常に戻すためには“洗うケア”を見直すことが必要なのかもしれません。


ナチュラル&オーガニック先進国のアメリカやオーストラリア、フランスでは一般的になりつつあるのがヤギのミルクを使った石鹸です。人間の母乳にとても近い成分であるラクトフェリンが多く含まれているヤギミルク石鹸は、肌への刺激が少なく、肌の弱い子どもでも安心して使えると評判です。ですが、日本でヤギミルク石鹸を見かけることは滅多にありません。ここ“ヤギ文化”を持った沖縄でさえ。

沖縄出身で、現在は大阪のエステサロンの経営をされている喜屋武 志野(きゃん しの)さんは、そのことに疑問を感じ、自身の故郷である沖縄の素材を活用した石鹸を開発しました。


沖縄にはヤギ小屋(農家)がたくさんありますが、いろいろまわってみて、最も施設内が清潔で印象が良かったという南城市の「糸数カプラファーム」に協力を依頼したと言います。
こちらでは牧草にハーブ混ぜたものを与えて育てているため、ヤギ特有のニオイが軽減されているそうです。

そんなハーブヤギのミルクにパパイヤ酵素(古い角質を優しく取り除く役割)や石垣産黒糖(天然の保湿成分・美白と殺菌作用)、パッションフルーツシードオイル(抗酸化作用に優れ、植物オイルの中でも抜群の保湿力)などを配合し、ニオイに敏感な人でも気にならないよう、消臭作用のある竹炭と精油を加えることを思いついた喜屋武さん。


一般的に市販されている石鹸のほとんどが大量生産をするため機械練り製法で作られているそうですが、こちらのヤギミルク石鹸はほとんど熱を加えないコールドプレス製法を取り入れました。
熱を加えないことで、素材の良さが破壊されることがないからです。
さらに、肌のバリア機能を洗い流してしまう合成界面活性剤や合成香料・着色料、合成添加物も不要とのこと。


この1箱には、毛穴・脂性肌が気になる時用の「LIGHT type」と、乾燥・つっぱり感を軽減させたい時用の「MOISTURE type」の2種類が入っています。

「メイクで汚れが詰まっている夜はLIGHT typeで洗顔をして、あまり汚れが気にならない朝はMOISTURE typeを使うなど、使い分けしてみてみてくださいね」と喜屋武さんがアドバイスをくださいました。

ヤギミルク石鹸を使った“洗うケア”で、美肌を取り戻してみませんか?

Photo&text:舘幸子



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